油分が付着することにより、引火の恐れがあり、衛生面でも異物混入の恐れがあります。特殊な薬品を使い、油分を落とし、ステンレスフードの場合は、仕上げ磨きまで行います。
調理中の油分がダクト内に付着、蓄積することによりダクト火災の恐れがあります。また害虫の侵入の恐れがあります。油分を除去することにより、ダクト火災及び衛生面での心配が軽減されます。
ダクトが小さくダクト内に作業員が入れない場合は、等間隔にダクトを開口又はダクトを解体し、ケレン薬品等を使い油分を除去します。
油分が付着することにより、調理中に炎が上がった場合、ダンパーヒューズが正常に作動せず防火ダンパーの役割を果たさず、ダクト内へ炎が侵入しダクト火災へ繋がります。
油分を除去することにより、調理中に炎が上がった場合、防火ダンパーが正常に作動し、ダクト内への炎の侵入を防ぎ、ダクト火災を防ぎます。
羽根の部分に油分が付着、蓄積することにより、風量が低下し、厨房内に熱気が溜まり厨房環境に影響を与えます。
油分を完全に除去し、サビ止め塗装を施すことにより、風量、厨房環境が改善します。
油分が付着、蓄積することにより、風量の低下、最悪の場合は故障の恐れがあります。
定期的に清掃することにより、風量の改善、有圧換気扇本体の寿命を延ばします。
近年、焼肉店の無煙ロースターのダクト火災が増加しております。原因としてはダクト内に長年の油分が蓄積し、ダクト内の清掃を行ってない事が考えられます。
写真は某レストランでセルテック(B型)フィルター設置1ヶ月後の写真です。表面は油分が多く付着してますが、裏面は油分の侵入があまりありません。既成品のバッフルフィルターは除去率が低い為、写真のようにフィルターに油分が多く付着せず、ダクト内へ油分が多く侵入していきます。
セルテック(B型)フィルターは90%以上の油分除去率があり構造上通気性にも優れている為、フィルター表面で90%以上の油分をカットし目詰まりすることなく熱気だけをダクト内に送り込みます。